医師が作成した、あなたの糖質制限をサポートするアプリ
こんにちは。株式会社アスクレイ代表取締役/医学博士の松田 俊哉です。
糖質を制限すると、低血糖を起こすことを心配される方もおられますが、その心配はございません。前回ご説明したように、糖質を制限すると脂質をエネルギー源にする変化がおきますし、必要なブドウ糖は肝臓で新たに作り出されるからです。
ただし、糖尿病の治療のために血糖値を下げるお薬を服用されている方は、低血糖を起こすことがあるため注意してください
糖質制限を始めて間もないときに、体調不良を感じる方がおられます。これは体の中で、脂質をエネルギー源とする変化が追い付いていないためです。しかし、２週間もすると体が慣れて体調も改善することが多いですよ。
こんにちは。株式会社アスクレイ代表取締役/医学博士の松田 俊哉です。
糖質制限を行う時に注意していただくこととして、カロリー不足にならないようにしてください。
今まで食べていた食事内容から炭水化物や糖分を差し引くと、その分のカロリーが不足してしまいます。差し引いたカロリー分は、タンパク質や脂質でしっかり補うようにしましょう。
糖質をとらないと元気が出ないのではないかと心配される方がおられますが、その心配はありません。
糖質を制限しない食生活では、糖質がエネルギー源となります。
しかし、糖質を制限すると、ケトン体や脂肪酸などの脂質をエネルギー源とする変化が起こります。血糖値が低くても、脂質からエネルギーを確保できるのですよ。
こんにちは。株式会社アスクレイ代表取締役/医学博士の松田 俊哉です。
糖質制限では、どのようなお酒を選ぶのがよいでしょうか。大まかにいえば焼酎・ウイスキーなどの蒸留酒は問題なく、日本酒・ビール・紹興酒などの醸造酒は控えなければなりません。ただし、醸造酒の中でも赤ワインと辛口の白ワインは糖質量が少ないため、３杯程度なら問題ありません。カクテル・梅酒などの甘いお酒はだめですよ。
蒸留酒の中でもブランデーやグラッパは、口あたりや色合いを調節するために、カラメルなどの糖分が含まれています。しかし、製造業者に公開義務がないため、糖分の表示がされておりません。糖質量が分からないため、ブランデーやグラッパの飲酒は避けたほうがいいでしょう。
こんにちは。株式会社アスクレイ代表取締役/医学博士の松田 俊哉です。
パンなどの炭水化物を摂りたい時にはふすまパンがおすすめです。
ふすまとは小麦の外皮と呼ばれる外側の部分から取れる小麦粉です。この部分はタンパク質や繊維質が豊富で、糖質が少ないのが特徴です。ふすまを使用して作ったパンを、ローソンが「ブランパン」という商品名で販売していますよ。パンが食べたい時には試してください。
こんにちは。株式会社アスクレイ代表取締役/医学博士の松田 俊哉です。
糖質制限を開始してから、おなかの調子はいかがでしょうか。糖質制限を開始すると、食物繊維が不足して便秘になる方がいらっしゃいます。アプリの食物繊維の項目に注意して、繊維質の多い食事を摂るようにしてください。また、食事前にスプーン１杯のオリーブオイルと飲むと、便秘に効果がありますよ。
かつてコレステロールの目標量は成人男性で1日750mg未満、成人女性で600mg未満と言われ、卵はその1/3ほどのコレステロールが含まれていたため、１日１個までと推奨されていました。しかし、2015年の厚生労働省「日本人の食事摂取基準」の改定に伴いコレステロールの目標量の上限の記載が削除され、今では上限がないのをご存知ですか？卵の取りすぎはコレステロールを上げると思われておりましたが、最近の研究でコレステロールをほとんど上げることがないと分かったからです。卵は糖質制限に非常に有効な食材です。積極的に摂るようにしましょう。
こんにちは。株式会社アスクレイ/医学博士の松田 俊哉です。
糖質制限アプリへのご訪問ありがとうございます。
このアプリは、私が患者さんの診察を行う中で、こんなアプリがあればいいのに！と思ったことを発端に開発したものです。
皆さんの糖質制限が成功するように、必要な情報を提供させていただきますね。
少しずつ、勉強していきましょう！
さっそくですが、「糖質制限」の「糖質」って具体的にどういったものかご存知ですか？
砂糖や果物などの甘い食べものはもちろんですが、ごはんや麺類、パンなどに含まれる炭水化物も糖質をたくさん含んでいます。
特に炭水化物は糖質を多く含みますので、注意してくださいね。
炭水化物と糖質の関係は、どのようなものなのでしょうか。
糖質は炭水化物から食物繊維を除いたものと定義されています。
既製品の成分表示では糖質量が表示されていない場合がありますが、
炭水化物の重さが表示されていれば、大まかな糖質量がわかりますね。
糖質を制限すると、どうして糖尿病が改善するのでしょうか。
それは、血糖値を上げるのは糖質だけだからです。
炭水化物や糖分は、体内で分解されてブドウ糖になり、これが血糖値としてあらわされます。
糖質量が少ない肉・乳製品・葉野菜などを食べても、ほとんど血糖値は上昇しないのですよ。
前回の投稿で、糖質制限ではマンガンが不足しやすいとお伝えいたしました。
しかし、実はたった１杯の飲み物で、マンガン不足は解消されます。
その飲み物は玉露です。
玉露は100ml中にマンガンを4.6㎎含有しているため、玉露1杯で一日に必要な4㎎を補うことができます。
毎日玉露を１杯飲んで、マンガン不足を解消しましょう！
ただし、玉露以外のお茶にはあまり含まれていないため、注意してくださいね。
「糖質制限」アプリをご利用の方々はもうお気づきかと思いますが、糖質制限をすると慢性的にマンガンが不足します。
なぜなら、マンガンは主に穀物に含まれているのですが、糖質制限ではほとんど穀物を摂ることがないからです。
マンガンが不足すると、肌荒れ・頭髪異常・糖尿病・高コレステロール血症・骨粗しょう症・生殖機能障害・運動機能障害等を引き起こします。
心当たりのある方は、マンガンが不足している可能性があります！
アプリでマンガンの摂取状況を確認しましょう！！